丁度一週間前、100Km離れた空家となった生家の畦、畑、庭、前栽等の草刈用に購入した草刈機で、庭の草刈をするため帰省、総ての準備を整え、エンジンを掛けようとするとコイルスターターが全く効かくなり目的を果たせず帰宅。 直ぐに販社に部品支給或いは修理の依頼をしたが、部品及び修理に応じられないとの回答にガックリすると共に怒りを感じました。
直ぐに代替機が必要で、御社製噴霧器でアフターサービス(部品＆修理)の経験のある御社の製品『HG-BC-260T』を休日に発注。 翌々日に配達され『HG-BC-260T』を車に積み込み、再度100kmの道程をドライブ、極暑の中二日を掛けて所定の草刈を終え、多機能を生かして前栽、生垣の剪定までを完了して帰宅しました。
発注から作業完了までの一週間は非常に充実した時間で、アフターサービスの重要性を実感しました。
草刈は前栽の植木、枯山水及び生垣、野菜を植えた柿畑等の下草刈りを考慮して、ナイロンカッターを使用しました。 機材を肩に掛けた時の作業点とエンジンの重量バランスが非常に良く、非常に楽に作業を進めることが出来ました。 小さなエンジンですが結構パワーがあり楽に刈り進める事が出来、作業中の「疲労感と作業時間」は感覚的に3割位改善された様に感じました。
只、軸に後付けした持ち手が作業中に回転し、草刈中の給油時に20度位傾いていました。 取付ネジを増し締め(限度がある)しましたが回転を完全に防ぐことが出来ませんでした。 素人考えで、取付部の軸に回転止めの工夫(突起、軸方向に筋を入れる)が出来ればと思いますが･････
多機能機メリットの有効利用としてトリマーで前栽の木々のトリムを試みました。 従前は電気トリマーを使用していましたがパワーコードが邪魔になり、一度は木の枝と共にコードをトリムしする最悪な体験があります。 先ずは低木から始めましたが非常に切れ味最高で快適な気分に浸ることが出来ました。 しかし、仕上がりを丸く仕上げるにはトリマーの角度を度々変える必要があることと前栽の様に木々に囲まれている場合は機材の寸法が邪魔して取り回しに苦労しました。 また、高低の差がある木々のトリムを一心にする内に機材の天地が逆になり、エンストしたり、不完全燃焼(？)による白煙が発生しました。
メインパイプ(軸)上のハンガーが軸に対して360°回転可能となっているため、木々の高所をトリムする為にトリマーを上下左右に動かし乍ら作業する間にエンジン部の上下が逆さになる事態が発生します。 軽いとは云え長時間作業には結構な重みがあり、ストラップを掛けての作業は必須です。
素人考えですが強度の問題はありますがハンガー(現プラ部品⇒金属板で補強)部の下部に回転方向の溝をつけて360°回転に制限（120°??）を掛けるとエンジンの上下をキープすることが可能では。
私見では多少の改善点は考えられますがコストを考慮すれば総じて満足出来る機材であると評価します。 只、サービス体制が整っているとは云え、耐久性に関する評価は時間の経過を待って行う必要があると考えています。
